こんにちは。amiです。
暑い日が続きますね。私は暑さ対策としてビオレの『冷タオル』を愛用しているのですが、他のものも試してみたいと思い、以前から気になっていた『ICE RING(アイスリング)』を購入しました。
実際にアイスリングを使ってみた感想と、冷タオルとの比較をしてみました。参考になれば幸いです。
『アイスリング』とは
そもそも、アイスリングとは何かを簡単にご説明しますと、首につける保冷剤です。
SUOのクールリングが一番有名かと思われます。
こちら、大人気商品らしく、入手困難となっております。転売なんだと思いますが、かなり高額で販売されているのも見受けられます。
私も買えなくて、色々調べているうちにF.O.インターナショナルから発売されているアイスリング(SUOとのコラボレーション)を発見し、購入しました。
右がMサイズ(大人用)で、左がSサイズ(子供用)です。
値段もSUOのクールリングとほぼ同じ位(大人用で3,500円位、子ども用で3,000円位)でしたし、偽物ではないと信じております。
しばらく使っているけど、特に不具合はないです!
商品名ですが、SUOのものは「クールリング」、F.O.インターナショナルのものは「アイスリング」というようです。
私が買ったF.O.インターナショナルのものも人気なので、高額転売もあるみたいです。購入される際は十分注意されてくださいね!
アイスリングの特徴
アイスリングの中身は「PCM」という冷却素材を使用しています。これにより以下の特徴があります。
- 28℃以下で自然凍結
- 結露しない
- 冷えすぎない(適度な冷却)
- 繰り返し使える
- 軽い
- 冷却効果が60分以上続く
28℃以下で自然凍結
普通の保冷剤だと冷凍庫に入れなければ凍りませんが、アイスリングは冷蔵庫でも凍ります。(凍るというより、固まるという感じ。)固まれば、冷却効果があります。
写真のように、シャーベット状に固まります。この状態で、輪っかを広げて首に装着することができます。
使っているとだんだん融けていきますが、28℃以下になればまた固まります。つまり、冷蔵庫に戻さなくても冷房の効いた涼しい室内であれば固まります。
これがこの商品のすごいところ。例えば、通勤通学で朝使って、日中冷房の効いた室内に置いておくだけで、帰りも使えるのです!こんなアイテム、なかなかありません。
最近は、夕方や夜でも暑いですからね。帰宅時も使えるのはとてもいいですよ!
結露しない
私はビオレの「冷タオル」もよく使います。これは、水分がたっぷりのシートを首からかけて冷やすことができる便利な商品なのですが、首元が濡れてしまうのがちょっと気になっていました。
というのも、私はネックバンドタイプのイヤホン(防水仕様じゃないやつ)を愛用しており、コードが濡れて故障しないかヒヤヒヤしてしまうのです。
ネックバンドタイプは、こういうやつですね。
アイスリングは結露しないので、ネックバンドタイプのイヤホンを使われている方には特におすすめです。
冷えすぎない
アイスリングは、冷えすぎないのも大きな特徴です。つけ続けられる位のほどよい冷たさです。冷たすぎるのが苦手な人におすすめです。
凍傷の心配がないので、お子さんにもおすすめ。うちも娘用のがあります。
繰り返し使える
アイスリングは破れたりしない限りは何度も使えます。大人用で3,500円位、子ども用3,000円位なので、家族分揃えるとなるとなかなかの出費ですが、繰り返し使うことで元はとれている気がします。
繰り返し使うので、衛生面も気になるところ。
首に直接つけるので、汗がついたりするんですよね。
私の場合は、使用後は水洗いして水分をふき取り、凍らせるようにしています。
軽い
中身がPCMという素材で、水より30%比重が軽いそうです。軽いので、首にずっとつけていても疲れる感じはありません。うちの娘も重さは特に気にならないようでした。
冷却効果が長く続く
F.O.インターナショナルのページで60分以上冷却効果が続くとあったのですが、私の感覚でいうとそこまでは続かない気がしています。(温度を計測したわけではないので、あくまで感覚の話です。)
30分位は冷たいかなという感じ。使っていると、だんだん溶けてきて、冷却効果を感じにくくなってくるんですよね。それでも、何もつけないよりは確実に涼しいです。
ビオレの『冷タオル』の特徴
アイスリングの比較として、私が常備しているビオレの「冷タオル」をご紹介したいと思います。
冷タオルは5本入りで、お店によっても違いますが500円~600円位で販売されています。ドラッグストアはもちろん、コンビニに置いてあることも。アイスリングに比べて入手しやすいです。
気化熱の作用でしっかり冷やせる
冷タオルは、水分が蒸発する際に熱を奪う気化熱の作用を利用した商品。水分たっぷりのシートを首に乗せるだけで、すぐ涼しくなります。
メントールも入っているので、スーッと感もあり、暑い日にはぴったりです。
首にかける以外に、体を拭いても気持ちいいですよ!
個包装なので持ち運びに便利
個包装なので持ち運びに便利です。水も電気も使わないのはアイスリングも同じですが、開けたらすぐ使えるのはアイスリングにはない利点です。
かばんに常備しておくと、安心感が違います。
首元が苦しくない
アイスリングは首元が締め付けられる感じが若干あります。しかし、冷タオルは首にかけるだけなので締め付け感がなく快適です。
ただ、風が強い日などはシートが飛ばされる可能性もあるのが難点でしょうか。
アイスリングと冷タオルは相互補完関係
さて、アイスリングと冷タオルを比較してみましたが、皆様、ここであることに気が付きませんか?
アイスリングの欠点を冷タオルが補い、その逆もしかり。相互補完関係にあるということを。
私は、アイスリングには以下の欠点があると思っています。
- 入手しにくい
- 急いで冷やしたいときには不向き
- 首元の締め付け感がある
これらは、冷タオルで解決できます。
逆に、冷タオルには以下の欠点があると思います。
- 使い切りなのでコスパ悪い
- 首元が濡れる
- シートが乾いたら再利用できない
これらは、アイスリングで解決できます。
アイスリングと冷タオルには、それぞれ得意分野があります。なので、この2つを持っておいて使い分けるのがいいのではないでしょうか。
アイスリングと冷タオルの使い分け
私がおすすめする使い分けは、以下の通りです。
通勤通学や散歩はアイスリング
通勤通学のように、一日のうちの比較的涼しい時間に移動する場合は、コスパも考えるとアイスリングを使うのがいいと思います。
日中はエアコンの効いた室内で過ごすでしょうから、その間にアイスリングを固めて再使用できるのもポイント。
その他、短時間の外出、例えば犬の散歩だったり、ちょっとコンビニまで行くといった場合もアイスリングがいいかと思います。
外で過ごす時間が長い日は冷タオル
暑い日に屋外に長時間いなければならないようなときは、冷タオルをおすすめします。
一日のうちで午後(14時~16時位)が一番暑いらしいのですが、その位に外出しなければいけないなら、アイスリングだと冷やす力が弱めなので不安が残ります。冷タオルでしっかり冷やしましょう。
冷タオルは持続時間が短めなので、外にいる時間が長くなりそうなら、何本か持っていきましょう。
【注意】アイスリングも冷タオルも、基本的な熱中症対策をした上で使う
ここまでアイスリングと冷タオルの良さを語ってきましたが、この2つがあれば熱中症対策ばっちり!とはならない点には注意してください。
あくまでも
- 水分と塩分をとる。栄養バランスのとれた食事を心がける。
- 疲れをためない。睡眠はしっかりとる。
- 無理はしない。暑い時間にはできる限り外出は控え、室内ではエアコンを使用。
- 適度に運動する。
- 涼しい服装にする。帽子や日傘で直射日光を避ける。
上記のような基本的な熱中症対策をした上での話です。
これらの対策をしても暑いものは暑いので、アイスリングや冷タオルのような冷却アイテムをプラスするとより快適になる、位の認識がいいのかなと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まだまだ暑い日が続きます。もしまだアイスリングや冷タオルを使ったことがないなら、試しに使ってみていただきたいです。少しは過ごしやすくなると思いますよ。
以上、amiでした。